除菌に一考2

たとえば、便器内面に貼り付ける芳香洗浄剤のスタンピーって商品も除菌プラスって記載してありますが、こんな場所にまで除菌するの?いや、そこ触らないよね。でもこの商品をよく調べると除菌は匂いや汚れの原因菌を抑えるためにあるそうです。洋服などに使うスプレーの除菌効果も同様ですね。

社交の場面で、匂いは気になるものです。「臭い、汚いとか思われてる?!」ホントやっかいな不安ですよね。

他にも感染症を引き起こすウイルスや細菌も不安を煽ります。感染予防を目的としたマスクや手洗い、うがいはまさに「予防は治療に勝る」です。また自分の免疫力を発揮できるよう、休息と栄養をしっかり摂る事の方が何よりの予防策なんですが。

不安には葛藤が隠されている

しかし菌は見えない敵。感染してしまったら原因が特定できないため、葛藤が続けば不安は膨らむ場合もあります。あの時…、あの場所で…、あの人から…、などなど。

こうなって来ると菌が心に感染してるようなもの。不自由な生き方になってしまいます。このように菌に束縛された状態が長く続くと俗にいう潔癖症なんて症状で呼ばれてしまいます。精神科のクリニックなどでは神経症、不安障害(不安神経症)、強迫性障害(強迫神経症)などの診断を受けることもあります。

信じ難いかも知れませんが原因は、多くの場合菌ではないです。幼少期からの耐えがたく辛い体験を受け入れ出来てないことが原因です。 言語が未発達な子供は、見捨てられたような気持ちを忘れようとがんばるんです。その抑圧され無意識に葬った心を意識上、無視したり否定したりします。そこで矛盾が生じ葛藤が起こるんです。やがて大人になり、それは形を変え、さまざまな不安となって現れるのです。ちなみに僕の父も強い神経症をもってます。

不安定な心は、焦りが増したり、物事が長続きしなかったり、すぐイラだったり。それは自分でも嫌になっちゃいますよね。僕はこのような事を「用事が済んでないから先ずはこれを終わらせましょう」と表現しお伝えしてます。

独りで悩まず、いっしょに解決できれば、きっと歓びに満ちた幸せが訪れます。一考のち一幸。

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