依存心がジャマをする
思い起こせば、日常生活において、嫌でもしてしまう行動がありませんでしたか？ もちろん、その後には「あぁ〜あ」っという負い目が残り、わずかなりとも空虚な感じになりますよね。
したあとに腹立たしい、虚しい感情を認識できる場合もあるのですが、無意識的に行っていることもあり、負い目を自覚できないレベルに達していることだってあります。
人間関係の場合
- 特別な人の言いなりになってしまう
- 気が付けばお節介心が過ぎてしまう
- 人目が気になり思った事が行動がとれない
- 恋愛観に合わない関係
- 周りから普通じゃないと言われるような家族関係
物、行為の場合
- ギャンブル、買い物等における過剰な金銭消費
- 過食、拒食、自傷行為
- 薬物、アルコール、タバコ中毒
そのほかにも性的嗜好、性的暴力またそれ以外の暴力、ストーキングなど過剰な行動も含まれます。
また近年、バーチャルコミュニケーションによるチャットやメール、SNS、電話などのコミュニケーションツールで時間やお金など過剰に浪費するケースも増えてます。
依存から解放される？
依存するには理由付けというか、幼少期ぐらいからの紐付けがなされていることが多いのです。そんな私はダメな人だとか責めないでほしいのです。その頃、起こった出来事が受け入れられなかっただけですから。
私に気付いて、認めて、愛情を与えてあげる、それが解放へ向かう鍵となるでしょう。
欲がある以上、何かに依存することは不思議なことではありませんが、できる限り「らしい自分」でいれる方が嬉しいですよね。
一人で無理に治そうとしても、反動が出て、クロスアディクション（複数の対象を持つ嗜癖）や他の形に変えて依存が表象化することが多いですので、カウンセリングのサポートをお勧めいたします。
